継承戦に参加している第1王子ベンジャミンの私設兵隊長を務める女性です。
冷酷で残忍な性格をしており、目的のためには手段を選ばない人物として描かれています。
衝撃の過去!モレナを蝕む残酷さの根源
モレナは、カキン帝国の社肉祭という残酷な祭りの犠牲者でした。
社肉祭とは
数年に一度、ランダムに選ばれた村に王族が訪れ、村人の中から選ばれた女性を「もてなすもの」として性的搾取を行うという、恐ろしい祭りです。
モレナの母親もこの祭りの犠牲となり、モレナを身ごもりましたが、その後、精神が崩壊してしまったようです。
モレナ自身は母親に認識されることすらなく、2歳の頃に母親が亡くなったとされています。
その後、モレナは顔に傷をつけられ、「偽物」として人身売買組織のアジトに送られます。
このアジトはA組が運営管理しており、モレナの母親を処置した闇病院とも繋がっていたようです。
そして、モレナはそこで「科学的選別」を受け、「偽物」と「肉」に分けられました。
モレナは「肉」と判定されたようですが、この選別が具体的にどのようなものだったのかは、まだ明らかになっていません。
おそらく遺伝子鑑定のようなものだと考えられますが、その詳細は今後の展開で明かされるかもしれません。
このような悲惨な過去が、モレナの冷酷で残忍な性格を形成したと考えられます。
彼女にとって、カキン帝国の王族は憎むべき存在であり、復讐の対象なのでしょう。
モレナの残酷さ:具体的な行動と発言から分析
モレナの残酷さは、彼女の言動に強く表れています。
例えば、408話では、自身の能力でターゲットを勧誘する際、「ノーを選んだら殺す」と冷酷に言い放っています。
また、相手が能力の犠牲になる可能性を認識しながらも、それを楽しむかのような態度を見せています。
このような言動からも、モレナがいかに冷酷で残忍な人物であるかが分かります。
モレナは偽物?入れ替わり説を検証
モレナ自身も何者かに入れ替わっているという情報があります。
これは、彼女が継承戦に参加している理由や、その目的を考えると、非常に興味深い点です。
もし、現在のモレナが「本物のモレナ」ではないとしたら、一体誰が、そして何のために彼女と入れ替わったのでしょうか?
考えられる可能性の一つとして、第13王子マライヤーとの関連が挙げられます。
マライヤーは23歳という若さながら、幼い子供の外見をしています。
モレナが施設に送られた時期とマライヤーの年齢が近いことから、二人の間に何らかの関係がある可能性も考えられます。
もしモレナが入れ替わっているとすれば、その背後には、継承戦を操ろうとする黒幕がいる可能性も考えられます。
真のモレナがどのような人物だったのか、そして現在のモレナが何者なのか、今後の展開に注目です。
モレナの能力「愛の伝道師」
モレナは具現化系の能力者で、その能力は「愛の伝道師(ラブリーゴーストライター)」です。
この能力は、対象者に3枚のカードを選ばせるというものです。
カードの内容は以下の通りです。
Card | Outcome |
---|---|
YES | モレナの仲間になる |
NO | モレナに殺される |
X | 解放されるが、二度と勧誘されない |
モレナは、まず対象者に「小さなお願い」をし、それを受け入れてもらうことで能力を発動させます。
そして、対象者に上記の3枚のカードを選ばせます。
一見するとただのゲームのようですが、実は恐ろしい能力です。
相手は、モレナの仲間になるか、殺されるかの二択を迫られることになります。
解放される道もありますが、二度と勧誘されないということは、モレナにとって用済みであると判断されたことを意味します。
モレナはこの能力を使って、自分の私設兵団を拡大していると考えられます。
過酷な環境で生き延びてきたモレナは、高度な念能力を身につけており、その能力を駆使して、相手を巧みに操っているようです。