しかし、まどかは昴の財力に一切興味を示さず、昴は自分の外見や財力ではなく、ありのままの自分を認めてくれるまどかに本気で惹かれていきます。
昴とまどかの結末は?【ネタバレ注意!】
社員寮で火事騒動が起きた際、昴はまどかを助けるために危険を顧みず火の中に飛び込みます。
無事だった昴を目にし、安堵のあまり思わず抱きついてしまうまどか。
この出来事をきっかけに、まどかは昴の真剣な想いに気づき始めます。
その後、寮の修繕が終わるまでの間、まどかは昴の提案で天堂家で暮らすことに。
豪邸での生活に戸惑いながらも、まどかは昴のまっすぐな想いに触れ、次第に心惹かれていきます。
昴の誕生日の日、まどかは昴に手作りのプレゼントを用意しますが、高価なプレゼントをたくさんもらっている昴を見て、自分のプレゼントを渡すことができずにいました。
しかし、昴は誕生日パーティーで、まどかへの想いを込めたスピーチをし、まどかだけに向けた特別なプレゼントを渡します。
実は、寮の火事の原因は放火で、犯人は天堂亘の側近である東雲香織でした。
香織は、亘の会社乗っ取りを企てていたのです。
最終的に、昴は香織の企みを阻止し、会社を守り抜きます。
そして、すべての出来事を乗り越えた二人は、互いの気持ちを確かめ合い、ついに結ばれることになりました。
ドラマ全体の感想
「御曹司に恋はムズすぎる」は、御曹司と庶民の女の子という、一見ありえない組み合わせの恋愛をコミカルに描いた作品でした。
テンポのよいストーリー展開で、気軽に楽しめるラブコメディです。
永瀬廉さん演じる昴は、まさに「おぼっちゃま」という言葉がぴったりのキャラクターでした。
しかし、まどかとの出会いを通して、社員寮での生活、子供服部門での仕事、そして火事騒動など様々な経験をする中で、人間的に大きく成長していきます。
これは、まさに典型的な「世間知らずのお坊ちゃんが、庶民の生活を通して成長する」という物語であり、視聴者に共感と感動を与えてくれます。