そんな東堂ですが、後輩である虎杖悠仁には、呪力の扱い方を教えるなど、師匠のような一面も見せています。
これは、彼の性格から考えると意外な行動と言えるかもしれません。
しかし、虎杖の実力と可能性を認めたからこそ、彼に教えを授けようと思ったのでしょう。
東堂葵 in Other Works
ちなみに、「東堂葵」という名前のキャラクターは、「呪術廻戦」以外にも登場しています。
例えば、「忘却バッテリー」という野球漫画にも、藤堂葵という名前のピッチャーが登場します。
漢字は違いますが、名前の読みが同じなのは偶然でしょうか? それとも、何か意図があるのでしょうか…? 興味深い点ですね。
ビブラスラップ【ブギウギ改】誕生秘話!
東堂の代名詞とも言えるのが、生得術式「不義遊戯(ブギウギ)」です。
これは、手を叩くことで、呪力を持った物体同士の位置を入れ替えるというシンプルな能力。
しかし、そのシンプルさゆえに対策が難しく、多くの敵を翻弄してきました。
ところが、渋谷事変での花御との戦いにおいて、東堂は左腕を失ってしまいます。
「不義遊戯」は両掌を叩き合わせて発動するため、このままでは使えなくなってしまいます。
そこで彼が編み出したのが、新たな「不義遊戯」、通称ビブラスラップ【ブギウギ改】です!なんと、失った左腕に打楽器のビブラスラップを装着し、その金属片と木箱の衝突によって術式を発動させるように改造したのです。