ヤソップは、赤髪海賊団の狙撃手であり、ウソップの父親です。

その実力は「世界一の狙撃手」と称されるほどで、百発百中の狙撃はもちろん、覇気をまとわせた銃弾を放つことも可能です。

また、ヤソップは長年の海賊経験で培われた、状況判断能力や戦闘センスにも長けています。

バルトクラブとの戦闘では、シャンクスがバルトロメオを解放した隙を突いて攻撃するという、冷静かつ的確な判断を見せています。

さらに、ヤソップは優れた見聞色の覇気の使い手である可能性があり、今回の戦闘でもバルトロメオの動きやバリアの弱点を見抜いていたかもしれません。

バルトクラブの弱点

一方、バルトクラブは、バルトロメオのバリバリの実の能力に頼り切った戦法が弱点と言えるでしょう。

バリバリの実はあらゆる攻撃を防ぐ強力な能力ですが、バリアを張るには「バリバリのピストル」などの構えが必要で、手が使えなくなると能力も使えなくなってしまいます。

また、バリアは一度に1枚しか展開できず、面積にも限界があります。

今回の戦闘では、シャンクスに気を取られていたバルトロメオは、ヤソップの奇襲に対応できず、バリアを張る間もなく攻撃を受けた可能性があります。

シャンクスの二面性

今回の事件で、シャンクスの複雑な人物像が浮き彫りになりました。

シャンクスは、ルフィにとって憧れの存在であり恩人ですが、一方で、四皇としての冷酷な一面も持ち合わせています。

バルトロメオに対しては、海賊旗を燃やされたことに対する怒りを露わにし、容赦なく制裁を加えました。

これは、シャンクスが自分の縄張りを侵す者に対しては、たとえルフィの仲間であっても許さないという強い意志の表れです。

しかし、ルフィへの思いから、バルトロメオ解放時にはルフィへの謝罪の言葉も口にしており、「ルフィは新時代を切り開く存在」と認め、その成長を喜んでいる様子も伺えます。

バルトクラブ壊滅… その後どうなる?

バルトクラブは壊滅状態になってしまいましたが、バルトロメオは生きている可能性が高いでしょう。

今後、バルトロメオはどうなるのでしょうか?また、今回の事件は物語にどのような影響を与えるのでしょうか?

バルトクラブのメンバーのその後

バルトロメオはルフィの熱狂的なファンであり、麦わら大船団の一員としてルフィを支える存在です。

たとえ今回のようなことがあっても、ルフィへの忠誠心は揺るがず、今後さらにルフィへの憧れを強め、麦わらの一味のために尽力するのではないかと考えられます。

また、将来、黒ひげvs麦わらの一味の戦いにおいて重要な役割を担う可能性も示唆されています。

シャンクスとの一件で得た経験を活かし、ルフィの窮地を救う活躍が期待されます。

ヤソップとバルトクラブの戦いが物語に与える影響

今回の事件は、ルフィとシャンクスの関係にも影響を与える可能性があります。

ルフィはシャンクスを尊敬しており、いつか再会することを夢見ていますが、シャンクスが自分の兄貴分であるバルトロメオを傷つけたことを知れば、複雑な気持ちになるでしょう。

シャンクスは、麦わら大船団が起こす一大事件を防ぐために、バルトロメオに制裁を加えたという見方もできますが、ルフィがそれをどう理解するかは今後の焦点となります。

ドリとブロギーの武器が折れた意味とは?

1126話では、ドリとブロギーが武器を取りにエルバフに戻ってしまうという、少し残念な展開もありました。

彼らはルフィたちをエルバフに案内すると思われていましたが、武器も持たずに戦っていたため、武器が壊れてしまったようです。

しかし、この「武器が壊れた」という出来事は、エルバフ編で重要な意味を持つ可能性があります。

エルバフは戦士の国であり、武器は戦士にとって命と同じくらい大切なもの。

ドリとブロギーの武器が折れたということは、彼らにとって大きな試練を意味するのかもしれません。

今後、新たな武器を手に入れるための試練が待っているかもしれません。

ウソップとバギーの共通点

ヤソップの息子であるウソップと、四皇となったバギーにはいくつかの共通点があります。

嘘が本当になる
周囲から崇められている
本人は弱いが、周りが強い

バギーは、最初は弱虫な海賊でしたが、インペルダウンや頂上戦争での偶然の功績により、七武海、そして四皇へと成り上がりました。

ウソップもまた、最初は臆病で嘘つきな少年でしたが、数々の冒険を経て勇敢な狙撃手へと成長し、最終的には「嘘」が本当になり、周囲から崇められる存在になるのではないかと予想されています。

また、ウソップはヤソップ譲りの優れた見聞色の覇気の持ち主であり、今後その能力がさらに強化される可能性があります。

ワンピース1126話 感想

1126話は、バルトクラブ壊滅という衝撃的な展開だけでなく、黒ひげ海賊団や革命軍の動向、サニー号の行方不明など、今後の展開を期待させる要素が満載でした。

特に印象的だったのは、バルトロメオのルフィへの強い忠誠心です。

シャンクスに詰め寄られても、ルフィへの尊敬の念は揺るぎませんでした。

「ルフィ先輩には関係ねェし黙っててほしい。

俺なんかのために先輩の大切な時間を1秒たりとも使ってほしくねェから… この件はオラっちゅうちんぴらが勝手に四皇にたてついて殺されただけのよくある話だべ」
このバルトロメオのセリフは、彼の男気とルフィへの深い愛情を表しており、多くの読者の心を打ったことでしょう。

また、ゾロとナミが酒に酔って幻覚を見るシーンも印象的でした。

彼らが飲んでいたのは「メスカルサボテン」という幻覚作用のある酒で、シリアスな展開の中にちょっとした笑いを提供してくれました.

しかし、一方で1126話には不満点もありました。

例えば、ドリとブロギーのエピソード。

彼らはエルバフの戦士としてルフィたちを案内するはずでしたが、武器を取りに戻ってしまい、その理由の説明が不足している印象を受けました。

また、バルトロメオがシャンクスの旗を燃やした理由も明かされず、ルフィとシャンクスの関係に不要な亀裂を生む可能性も指摘されています。

まとめ

今回は、ワンピース1126話のあらすじ、感想、そして今後の展開予想についてまとめました。

バルトクラブ壊滅という衝撃的な展開は多くの読者に衝撃を与えましたが、バルトロメオは生き延び、今後ルフィの冒険にどのように関わっていくのか注目です。

また、シャンクスの冷酷な一面、ドリとブロギーの武器が折れた意味、ウソップとバギーの共通点など、気になる要素が盛りだくさんでした。

今後の展開から目が離せません!