はじめに
ハンターハンターの王位継承戦編に登場するカキン帝国の第一王子、ベンジャミン=ホイコーロ。
武力に長けた自信家で、国王の座を確実なものにしようと目論む野心家です。
今回は、そんなベンジャミンについて、作中の描写を基に、その能力や性格、他のキャラクターとの関係性などを深く考察していきます。
ベンジャミンとはどんな人物?
初登場シーン
第1では、ライオンを素手で絞め殺すという衝撃的な姿を見せたベンジャミン。
彼はカキン帝国の軍事最高副顧問という地位にあり、私設兵を率いて絶大な権力を握っています。
一人称は「オレ様」。
自らを次期国王にふさわしいと信じ、他の王子たちを抹殺しようと積極的に行動します。
高い実力とカリスマ性
ベンジャミンは武闘派であり、念能力者としても高い実力を誇ります。
優れた統率力とカリスマ性により、多くの兵士から厚い信頼を得ており、オーラの放出状況から念能力の習得度や能力系統、潜在能力などを読み取るスキルも備えています。
ベンジャミンバトンの能力解説
能力「ベンジャミンバトン(星を継ぐもの)」
ベンジャミンの念能力「ベンジャミンバトン」は、彼に忠誠を誓った念能力者が死亡した際に、その能力を継承できるというものです。
継承できるのは、カキン国王軍学校を卒業し、ベンジャミン私設兵団に所属している者に限られます。
この能力により、ベンジャミンは死亡した部下の能力を自分のものとし、さらに強くなることができます。
発動条件
「ベンジャミンバトン」が発動するためには、以下の条件を満たす必要があります:
- 能力者がベンジャミンに忠誠を誓っていること
- 能力者が死亡すること
- 能力者がカキン国王軍学校を卒業していること
- 能力者がベンジャミン私設兵団に所属していること
これらの条件から、ベンジャミン私設兵団のメンバーになるには、厳しい選抜と訓練をくぐり抜ける必要があると考えられます。
継承された能力
部下たちの絶対的な忠誠心により、彼らは命を懸けてベンジャミンに能力を託します。
これにより、部下の能力が継承されると同時に、彼らの信頼の厚さがベンジャミンの強さの一端を担っているといえます。
しかし、この忠誠心は時に過剰となり、危険な行動や操作されやすい要因ともなり得ます。