789話では、王翦軍と趙峩龍軍の戦いが激化します。
司馬尚は、王翦の策を見破り、王翦本陣に迫ります。
王翦は、司馬尚の奇襲に一瞬驚きを見せるも、すぐに冷静さを取り戻し対処しようとします。
一方、亜光と倉央は、趙峩龍軍の猛攻を受け、苦戦を強いられます。
亜光は、持ち前の武力で敵をなぎ倒しますが、倉央は負傷し、戦線離脱を余儀なくされます。
また、飛信隊は趙軍の将軍・史思と激闘を繰り広げ、史思の猛攻に苦戦しながらも王翦の元へ辿り着こうと必死に戦っています。
王翦は史思の実力を侮っていたことに内心焦りを感じており、もし史思がこのまま持ちこたえれば、王翦の目論見が崩れる可能性もあり、戦況は予断を許しません。
さらに、王翦に強い忠誠心を持つ将軍たちも各ルートを進軍しており、どちらが先に王翦の元へ辿り着くのか、手に汗握る展開となっています。
趙軍の李牧は、桓騎軍を討ち取った後、秦軍の拠点であるハゴ城攻略に動き出します。
ハゴ城の守備力の高さと、通常の攻略方法では落とせない現状を踏まえ、李牧は慎重な分析を行っています。