騰は、南陽城城主・龍範との会見で、自らの真の狙いを明かします。

それは、南陽の民を味方につけ、神定攻略の足掛かりにすることでした。

南陽を制圧しただけでは、神定を無血開城させることはできません。

しかし、南陽の民の支持を得ることができれば、神定攻略はより容易になるはずです。

騰は、龍範に対し、秦国に協力すれば南陽の民は「神軍」が思わせるような扱いを受けることはないと約束しました。

これは、龍範にとって大きな安心材料となったでしょう。

また、秦国は南陽の繁栄を約束し、そのために必要な支援を行うと述べました。

龍範は、騰の言葉に心を動かされ、秦国への協力を決意します。

こうして、騰は見事な政治的手腕で南陽を手に入れたのでした。

合計の登場

南陽城に、騰軍の古参の将・合計が到着します。

合計は、騰とは対照的に、武力による支配を信条とする人物で、南陽の民に対して高圧的な態度を取り、反発を買います。

合計の登場は、騰の計画に水を差す可能性があります。

南陽の民が秦国に対して不信感を抱けば、神定攻略は困難になるでしょう。

騰は、合計の行動をどのように制御するのでしょうか?

また、今後、騰によって合計が排除される可能性も示唆されています。

騰は、南陽の民からの信頼を得るためには、手段を選ばない人物です。

もし、合計がその障害になると判断すれば、彼を殺すことも厭わないでしょう。

騰と合計、二人の将軍の対比

合計の登場は、騰の政治的手腕を際立たせる役割も担っています。

騰は武力ではなく、知略と人心掌握術で南陽を制圧しました。

一方、合計は旧来の武力による支配を信条としており、二人の対比はこれからの時代におけるリーダー像を問いかけるものと言えるでしょう。

808話の内容に関する考察

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