キングダム808話確定速報!|騰が南陽で政治的手腕を披露!
紀元前、中華統一を目指す秦国の若き王・嬴政と、下僕の身分から天下の大将軍を目指す信。
二人の活躍を描く漫画「キングダム」は、壮大なスケールと魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了しています。
807話では、趙討伐のため、秦国軍総大将・昌平君率いる秦国軍が出陣しました。
飛信隊と蒙恬軍は、橑陽攻略を目指し進軍するも、李牧の策略により、趙軍の猛攻を受け窮地に陥ります。
しかし、間一髪のところで、秦国六大将軍の1人・騰率いる軍が到着し、形勢逆転。
趙軍を撃破し、橑陽を制圧しました。
そして808話では、舞台を南陽に移し、騰がその政治的手腕を遺憾なく発揮します。
一体どのような展開が待ち受けているのでしょうか?
本編
南陽の民を懐柔する騰
橑陽を制圧後、騰軍は南陽へと進軍しました。
南陽は、かつて秦国に占領されたものの、その後趙に奪還された都市です。
住民の中には、秦国に対して強い反感を持つ者も少なくありません。
これは、長年の戦争により、秦国軍が趙の民に対して過酷な行いをしてきた歴史があるためです。
騰は、南陽城に入城する際、あえて武力を示さず、民に危害を加えないことを宣言しました。
さらに、城内の子供たちが秦国の旗を掲げているのを見て、彼らを咎めるどころか、その行動を称賛しました。
これは、南陽の民の心を掴むための騰の巧妙な戦略でした。
騰のこの行動は、秦国軍に対する南陽の民の認識を大きく変えるものでした。
彼らは、秦国軍といえば、略奪や暴行を働く残忍な集団というイメージを持っていたはずです。
しかし、騰は、それとは全く異なる姿を見せ、民に敬意を払い彼らの安全を保障しました。
さらに、南陽城の若者である底兄弟が、城壁に秦の旗を掲げたことも、騰の戦略に大きく貢献しました。
彼らの行動は、他の民に秦国に協力しても良いのではないかという気持ちを抱かせたのです。