リカちゃんもまた、限界を迎えていた可能性があります。
乙骨先輩をサポートするために力を使い果たし、これ以上の戦闘は不可能と判断したのかもしれません。
戦略的撤退?
日下部先生は、最悪の事態を想定していたようです。
乙骨先輩の撤退は、先生も計画に組み込んでいた可能性も考えられます。
真希さんや虎杖くんの参戦を促すための、時間稼ぎだったのかもしれません。
乙骨先輩の撤退は、今後の展開に大きな影響を与えるでしょう。
再登場のタイミング、そして宿儺との最終決戦での役割… 気になる点はたくさんありますね!
真希、天与呪縛による覚醒
乙骨先輩とリカちゃんが撤退した後、真希さんが戦いの舞台に躍り出ました。
天与呪縛によって呪力以外のすべてを五感で知覚できるようになった真希さんは、まさに覚醒状態。
宿儺の攻撃を軽々と避け、肉弾戦で圧倒する姿は圧巻でした。
特筆すべきは、真希さんが宿儺の「開」すら見切っていたこと。
五条先生でさえ回避できなかった「開」を、呪力を持たない真希さんが見切るとは… 天与呪縛の恐ろしさを改めて実感させられます。
これは、真希さんが魂そのものを視認できるようになったためと考えられます。
かつて真希さんがマコラと戦った時にも、その能力が垣間見えましたね。
宿儺、未だ本気を出さず
そして、気になるのが宿儺の真意です。
秤先輩の言葉から、宿儺はまだ本気を出していないことが判明しました。
あの圧倒的な強さでさえ、まだ序の口だなんて… 想像を絶する強さに、戦慄を覚えます。
なぜ、宿儺は本気を出さないのでしょうか? いくつか可能性を考えてみましょう。
相手が弱い
単純に、今の相手では本気を出すまでもないと考えているのかもしれません。
真希さんや虎杖くんなど、強力な術師たちが相手とはいえ、宿儺にとってはまだ「遊び」の範疇なのかもしれません。
五条悟との戦いの後遺症
五条悟との戦いで、少なからずダメージを負っている可能性もあります。
真希さんに斬撃を当てられた際、傷の治りが遅かったのも気になりますね。
何かを企んでいる
宿儺は何かを企んでいる可能性もあります。
真の目的を隠しており、本気を出すのはその時を待っているのかもしれません。
油断している
領域展開の中で、乙骨先輩を追い詰めたことで、一瞬気を緩めたのかもしれません。
真希さんの奇襲を許したのも、その隙をつかれた結果と言えるでしょう。
また、宿儺は領域展開を発動する際、わざと小さな声で詠唱していたようです。
これは、呪力を感じ取れない真希さんを油断させるための作戦だったのかもしれません。
宿儺の真意、そして本気の強さ… これらが明らかになる時、戦況は大きく変わるでしょう。
252話全体を通しての感想
252話は、まさに衝撃の連続でした。
乙骨先輩の撤退、真希さんの覚醒、宿儺の底知れぬ強さ… 息つく暇もない展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。
特に印象的だったのは、真希さんの戦闘シーンです。
天与呪縛によって強化された肉体、研ぎ澄まされた五感… すべてを駆使して宿儺に立ち向かう姿は、まさに「最強の肉体派」と呼ぶにふさわしいものでした。
一方で、乙骨先輩の撤退は少し残念でした。
もっと宿儺との戦いが見たかったという気持ちもありますが、今後の展開への期待感の方が大きいです。
読者の反応はどうでしょうか? 多くの読者が、乙骨先輩の撤退に驚き、真希さんの覚醒に興奮しているようです。
「リカちゃん泣いてるっぽい。
しかも両手で大事そうに乙骨先輩運んでて健気可愛いし深い愛を感じる」
「真希覚醒回が世界斬を避けるのに繋がってくるのクソ熱いな」
「呪術攻撃は感じ取れてないだろうけど、祝詞の詠唱を聞いて”世界を断つ斬撃”を回避するのはさすが」