キングダム760話ネタバレ！｜李信は韓非子を性善説者と解く！
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今回は、韓非子との謁見に成功した李信の言動に注目が集まっています。なんと、李信は韓非子を性善説者と捉えているようです。一体どういうことなのでしょうか？
本記事では、760話のネタバレ情報や李信と韓非子の関係性、性善説・性悪説の解説を交えながら、李信の解釈の真意に迫ります。
キングダム760話ネタバレ速報
760話では、李信と韓非子の問答が中心に描かれます。これまで秦国に対して強硬な姿勢を見せていた韓非子ですが、李信との会話を通して、秦王との謁見に応じることを決意します。李信の言葉が、韓非子の心を動かしたようです。
李信は、人間の本質を「善」や「悪」といった単純な概念で捉えることはできないと韓非子に語ります。人の行動は、置かれた状況や立場、周りの人間関係など、様々な要因によって変化するものであり、善悪で一括りにすることはできないというのです。そして、李信は自身の経験に基づいた具体的な例を挙げながら、自説を展開していきます。
李信と韓非子の関係性とは？
李信と韓非子は、過去に何度か顔を合わせています。最近では、760話での問答が記憶に新しいところです。互いに認め合う部分もありつつも、意見の相違点も明確になりました。しかし、最終的には韓非子は李信の熱意に押され、秦王との謁見を受け入れることになります。両者とも中華統一を目指す秦国にとって重要な人物であり、その思想や行動は互いに影響を与え合っています。760話での問答は、二人の関係性に新たな展開を生み出す重要な場面と言えるでしょう。
李信はなぜ韓非子を性善説者と解くのか？
李信は、人間には二種類の炎があると説きます。一つは「命の炎」、もう一つは「意志の炎」です。命の炎は、生きるための本能的な力であり、意志の炎は、目標や理想に向かって突き進む力です。李信は、戦場で多くの兵士たちと出会い、彼らの生き様を通して、この二つの炎の重要性を認識したと語ります。そして、意志の炎は、敵味方関係なく伝播していくものであり、人々は互いに影響を与え合いながら生きているのだと韓非子に訴えかけます。
さらに李信は、政や桓騎を例に挙げ、人間の複雑さを説明します。政は、かつて李信の友を殺した仇敵でしたが、その後は共に戦う仲間となり、愛する者のために命を懸けて戦いました。桓騎は、残虐非道な行いで李信を何度も怒らせましたが、最終的には、誰からも顧みられない人々を思いやる大きな心を持つ人物であることがわかりました。李信は、これらの経験を通して、人間を善悪だけで判断することはできないと悟ったのです。
そして、李信は韓非子自身にも目を向けます。韓非子は性悪説を唱え、法による統治を重視していますが、それは人々を苦しめるためではなく、人々を救うため、より良い社会を実現するためです。李信は、韓非子が人々を深く理解し、そのために生涯を法の整備に捧げている点に着目し、彼を性善説者と解釈したのです。
