韓の王都へと入った騰将軍、録嗚未、信の前に、槍を構えた美女が立ちふさがります。
彼女は使節団の真の目的を知り、それを阻止しようと立ち上がります。
韓非子を慕う気持ちが強いのでしょう。
そこに現れたのが韓軍第一将の洛亜完将軍。
彼が仲裁に入り、美女との戦闘は回避されました。
洛亜完将軍によると、秦国の使節団が来るという知らせに韓国内は騒然としており、韓非子を慕う人々は特に動揺しているようです。
槍使いの美女は韓の公族のようで、韓非子と親しい間柄なのかもしれません。
ちなみに、騰将軍はもともと韓の出身です。
故郷である韓の地で、どのような行動を取るのか、注目が集まります。
李信に問いかける韓非子
洛亜完将軍とは対照的に、気弱そうな男が信に話しかけてきます。
虐殺や強奪をしない信の噂を聞き、信に興味を持った様子。
彼は信に「人とは何か」と問いかけます。
この男こそ、今回の使節団の目的である韓非子だったのです。
韓非子は、法治主義を唱えた古代中国の思想家として有名です。
信は、この問いかけにどう答えるのでしょうか?
性善説と性悪説を絡めた議論になる可能性もありますね。